普通一種の運転免許を取るために自動車学校に通い始めたのは40代も半ばの頃でした。若い人ばかりだろうと予想していたのですが意外と同年代の人も多いので安心したことを覚えています。中には60代の女性も通っていたのには驚きました。初心者の普通自動車の教習はMT車(マニュアル、限定なし)とAT車限定(オートマ限定)の2種類に分かれています。

簡単なのはAT車だと聞いていたのでこれを選ぶことにしました。女性はAT車教習を選ぶ人が多かったように思います。しかし簡単だといっても初めて運転をするのですから最初はハンドルを握るのも汗だくでした。それも教習を重ねるうちに慣れてきて運転をすることが楽しくなっていったのを覚えています。

入校はいつでもすることができます。手続きには教習料金のほか住民票が必要となります。費用は短期集中コースなら安くてすみます。しかしそれよりも割高になりますが定額制のコースを選びました。

これは免許が取れるまで何回でも教習を受けられるコースです。通常の料金より割高ですが、追加費用などがかからないのが利点です。またここには無料託児所もあり、小さな子供を持つ母親も安心して利用できます。実技も大変でしたが問題なのは学科試験でした。

教習本をいつも持ち歩き暇があると勉強をしました。そのせいか学科試験は一発で合格したのでほっとしました。この時は仕事をしていなかったのでほとんど毎日自動車学校に通い1ヶ月程度で運転免許を取ることができました。